あなたは、『餅は餅屋』という言葉を知っていますか?
餅は餅屋とは、
何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良い。
という意味のたとえです。
また、上手とはいえ、素人では専門家にかなわないということのたとえでもあります。
さらに、専門家とは、技術・芸術・その他特定の職域に精通し、
専門的な知識と能力のある人のことを指します。
私の場合、
ヒーリングやカウンセリングが専門になります。
そのために必要な、『ホームページの作成』や『動画の編集』などは、
全くの素人になるので、
時間がかかるし、苦手意識が出てしまい、なかなか先に進みません。
とはいえ、仕事をしていくうえで必要なことなので、
自分自身でも多少は学び、作成もしますが、専門家ではないので、
お願いすることのほうが多いです。
それに、専門家にお願いすると、センスの良いものに仕上げてもらえます。
このことについて、詳しくお話していきましょう。
餅屋理論の意味とは?
この餅餅理論には、私は二つの意味があると思っています。
一つは当然、
「その道のプロに任せるのが一番良い」
という意味。
そして、もう一つは私の持論ですが
「自分の餅でない仕事をしていると、自分の餅が不味くなる」
と思っています。
例を出して説明しますね。
私は今、自分の仕事として、
『ヒーラー』と『ヒーラーを育てる』という2つを行っています。
なので、ホームページや
動画の編集などに時間を取られていると
睡眠を減らすことになり、
本業に差しさわりが出てきてしまいます。
ヒーラーになりたてのころ、
ある人から言われたことがあります。
「ヒーリングとヒーリングの間には、休憩時間を入れなさい」と。
自分自身を常によい状態にしておくことが、
お客様へのヒーリングの質にも関わってくるのだと
そのとき教えていただきました。
それまでは、自己犠牲の精神があって、
「自分はどうでもいいから人を助けたい」という気持ちが強かったので、
結構無理をしていました。
たとえば、
- ゆっくりとコーヒーを飲む時間
- お風呂に入る時間
- 家族とご飯を食べる時間
などなど、自分が心地よいと思える時間を大切にすること。
そういう些細なことも、重要視していなかったんです。
とにかく、“忙しくしてるのが美学”かのような
そんな馬鹿な考えをしていたころもありました。
自分を大切にし、癒しの時間をしっかりと持つことで、
良い波動が保てて、お客様への要望にもこたえられるということです。
『餅は餅屋』でいるためには、専門に徹するということも大切なことなんです。
自分の仕事に徹することが大切
人に任せることができるところは任せて、
自分の仕事に専念する。
それが、専門家であり、プロだと思います。
自分の餅をいつも
アツアツのフワフワの状態で
お客様に提供したいなら
他の餅に手を出さずに、しっかりと専念することが大切です。
まだ、自分の餅が決まっていない人はこの限りではありませんが、
あれこれ手を出しすぎて、収拾がつかなくならないように
しっかりと目標を決めてください。
今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。