こんなお悩みはありませんか?
※些細なことでも、深く考えすぎてしまう
※ 他人の気分に振り回されやすく、対人関係に疲れがち
※ 人混みが疲れる
※ 大きな物音が苦手
これらの特徴は、 「HSP」 (ハイリー・センシティブ・パーソン)と言い、
生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味です。
そして、外部からの刺激に弱く繊細だと言われています。
「エンパス体質」と似ている共通点もたくさんあり、混同している人もいるかもしれません。
どちらも特異的な性質を持っているため、周囲の環境に馴染めず傷つき、苦労することも
多いのではないでしょうか?
また、生きづらさのようなものを感じているのも一緒だと思います。
HSPとエンパス体質について、具体的にはどんな違いがあるのか、わかりやすく解説して
いきますね。
自分がどちらかわからなくなっている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■HSPとエンパス体質の共通点とは
エンパス体質とは、他人の気持ちや考え方をまるで自分のことにように感じてしまう人で、
日本人の仲には5人に1人いるともいわれています。
特徴としては、他人の気持ちがよくわかり、心が萎えてしまうほど疲れることがあげらえます。
また、霊的にも敏感なタイプで、子供のころから、霊の存在を感じやすい傾向にあるようです。
さらに、人の感情さえもわかってしまうため、人混みが苦手という人も多いようです。
そもそもエンパス体質とは、大まかなカテゴリのようなものになります。
そのため、HSPについてもエンバスの一種として考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
HSPもエンバス体質も外部からの刺激を受けやすく傷つきやすい特徴があります。
人間がそもそも持っている五感が働きすぎてしまうこと、人間の感情や雰囲気などを深読みしすぎてしまうので、
刺激が強くなってしまい疲労やストレスを強く感じてしまいます。
特にその刺激が短期的なものになればなるほど、心身に感じる負担は膨大なものになります。
他にも、周囲の変化や雰囲気に対して敏感に反応してしまう反面、膨大なデータを常に受信し続けています。
これをただ受信するだけに留まらず、深く処理してしまうこともあり、効率的に物事を進める、
計画性などの
要領の良さを苦手としています。
また、共感覚や感受性が豊かなので周囲の人に共感しやすく感情移入をしやすい特徴もあります。
それが良い方面に働けばいいのですが、影響を受ける相手によっては逆効果になってしまうことも…。
とても繊細で気遣いができ、周囲の変化もすぐに認識します。
時々、合わせすぎて自分の意見や考えがわからなくなってしまうような一面も。
それだけ、自己肯定感が低いこともあり、自分を認めてあげられない人でもあるのです。
■HSPとエンパス体質にはどんな違いがあるの?
エンバス体質になると直接的な刺激がなくても、人間の感情や雰囲気を察知します。
知らない相手の感情を深く受け取ってしまう、なかにはエネルギーやオーラを無意識に受信してしまう人もいます。
ひどくなると、それが原因で体調を崩してしまうこともあるなど、日常生活に支障をきたしやすくなります。
自分以外の他者との境界線が曖昧になりやすいため、周囲の人に強く影響を受けます。
例えば家族関係や友達関係で悩み悲しんでいる様子を見たとします。
その姿を見ただけで悲しい気持ちを全身で受け取ってしまいます。
話の詳細を聞く前にその感情を察知して、どうするべきなのかを判断します。
無意識で融合させてしまう一面もあるので、急に泣き出してしまったり、
本人以上に辛くなってしまうこともあります。
■HSPとエンパス体質の人が楽しい毎日を送るために
HSPとエンパス体質いずれにしても毎日のちょっとしたことが、ストレスになってしまい、
ときには
そのせいで前に進めなくなるなど、ネガティブな要素を強く受けてしまいます。
HSPとエンパス体質の人が、
もっと毎日を余計な負担に感じることなく過ごすためにはどうしたらいいのか、
その方法について詳しく紹介したいと思います。
・HSPの人
HSPの場合は、疲れたなと感じたときはその日のうちに解消することで心身の負担を軽減できます。
例えば仕事や学校で嫌なことがあったときに、まずはストレスを貯めないようにするには
どうしたらいいのか、
その日のうちに解消することで余計なストレスになりません。
特に五感を使ったものとの相性がいいので、快適だと思えるようなリラックスした時間を作ります。
好きな香りや音楽などを楽しみつつ、誰にも邪魔されない時間を作ります。
一人で過ごす時間が心身の負担を軽減してくれるはずですよ。
・エンバス体質の人
周囲の雰囲気を必要以上に取り込んでしまう性質を持っているため、ときには自分でもコントロールできずに
辛い想いをするかもしれません。
いいエネルギーを吸収できる環境に行くことで、生命力の強さのようなものを実感できます。
そのため、思い切って自然が多い環境に旅行に行くことで、たくさんのエネルギーを吸収し
心身の健康を整えることにもつながります。
その場にいて心地よいと感じられるような場所を選ぶのがポイントです。
合わない場所にいると、体調が悪くなってしまうこともあり、逆効果になります。
自分が心地よくありのままでいられる場所を探してくださいね。
まとめ
HSPとエンパス体質について、似ているようで実は違うことをわかっていただけましたか?
周囲の環境が大きく影響するため日常生活のなかで体調を崩すなど合わないときは、
その場に留まらず、新しい環境に身をおいてみることで見えてくることもあると思います。
周りの人は悪気がなくても感受性が高く、人一倍繊細に受け取ってしまいます。
自分との付き合い方が見えてくると、HSPとエンパス体質でも悩みにくくなりますよ。