突然ですが、皆さんは、以前買った洋服や雑貨類で、何年も使わずに置いてあるものはありませんか??

使わないけどせっかく買ったのだからもったいない。と捨てずにとっておくことありませんか?

また、もう着なくなってしまったけど、買ったときは結構高かったから捨てられない。ということもありますね?

そしてまた、同じようなものを購入してしまう・・・

このように、回収不能となった投資金額や時間を惜しみ、投資を継続してしまったり、意思決定を誤ってしまったりする心理的傾向のことを「サンクコスト効果」といいます。


例えば、本当はやりたくないのに講座やセミナーでお金をかけてるから、という理由だけで、好きでもないことをやっていたり。

怒りを手放したほうがいいといわれたから、納得はできていないけど我慢して抑えているとか。

「せっかくお金を払って講座を受講したから。」

「有名な占い師に視てもらったから。」

という理由で、自分にはしっくりきていないのに使い続けたり、その一言に縛られてしまったりがあるのです。

これも、サンクコスト効果が働いているからです。

 

サンクコストとは

サンクコスト(埋没費用)とは、過去に払ってしまい、もはや取り戻すことができない費用のことを言います。

サンクコスト効果が働くと、あなたが本当にやりたい事、あなたが楽しいと思える事、あなたらしくいれる事、本当に効果的なことは何か?という事実からずれてくるので注意が必要です。

実は、私もこのサンクコスト効果が働いて、ブランドの服やバッグが捨てられない時があります。

また、行きたくないけどみんなが行っているからといって、無理やり参加をした講座もたくさんありました。

「自分に投資」をしていることに満足してしまい、心から望んでいることではなかったんです。

そのために多くのお金をつぎ込んでしまいました。

そうなると今度は、「こんなに払ったんだから」というもったいない感がでて、やめるにやめられなくなった経験があります。

でもやりたいことが複数になってくると、サンクコスト効果は誰にも起こりうることなので、今後の参考にしてみるのはいかがでしょうか。

もし、「もったいない!!」が働いてやめられなくなってしまったら、自問自答してみてください。

「今自分が持っている同じ服が店頭に並んでいて、もし、自分がそれを持っていなかったら、もう一度お金を出して買うだろうか?」

もちろん、答えが「No」なら、いますぐ捨ててください。

物が多ければ多いほど、注意力を奪われて仕事の生産性が落ちてしまいます。

ぜひ、断捨離をして、身も心もすっきりとしていきましょう。

最後まで読んでいただき ありがとうございました。