『自分は誰からも必要とされていない』とか、『どうせ私なんて・・・』

といったような感情を持ったことはありませんか?

 

自己無価値観とは、自己評価が非常に低く、自分自身に対して価値がないと感じる心の状態を指します。自己無価値感を持つ人は、自分を否定的に捉え、自信を持てずに自己評価が低下してしまいます。

 

今日は、自己無価値感の思い込みを手放す方法についてお話しします。

 

 

自己無価値感の思い込みを持っている人のお悩み

 

  • 育った家庭環境で親から自分に価値がないと思わされ、自己肯定感が低くなった。
  • 自分には存在意義がないと思って行動を起こさず、それを言い訳にしてきたと感じている。
  • 頭では馬鹿らしいと思っても、不安が自動的に襲ってきてネガティブな考えが入り込んできてしまう。
  • 何をしても自己肯定感が高まらず、自己否定感が強くなっている。
  • 人から褒められても自分を信じきれず、「どうせ自分なんか…」と思ってしまう。
  • 自己無価値感の強さとそれに反比例するプライドの高さから、多くのエネルギーを無駄にしているような気がする。
  • 自分と他人の気持ちに敏感で、疲れやすくなっている。
  • 完璧主義で自分を追い詰め、柔軟な発想ができていない。
  • 親や教師、クラスメートから否定的な言葉を受け続け、ポジティブ思考になろうとしても自己価値を感じることができない。
  • いじめやからかい、自尊心を傷つけるつらい経験から、知らず知らずに自己否定している自分がいる。
  • 恋愛でも自分には価値がないと思ってしまい、行動することに躊躇してしまう。
  • 仕事をしていても、自分は必要とされていないのではないかと疑心暗鬼になり、常に不安を感じながら仕事をしている。
  • 本当の自分は無価値なのに、偶然良いポジションを得てしまったので、罪悪感な気持ちになってしまう。

自己無価値感を抱く人のさまざまなきっかけ

 

精神的・身体的虐待や否定的な言動


虐待や否定的な言動を繰り返される環境で育った場合、自分に対する価値や自信を喪失し、自己無価値感を抱くことがあります。

 

過度な要求や批判的な環境


過度な要求や厳しい批判が続く環境では、自分自身を満たすことが難しくなり、自己価値を低く評価してしまうことがあります。

 

孤立や社会的排除


孤立した状況や社会的な排除を経験すると、他人とのつながりや関係性の不安、自分を否定する感情が生じ、自己無価値感を抱くことがあります。

 

失敗や挫折の経験


失敗や挫折を繰り返す経験をした場合、自己評価が低下し、自己無価値感が生じることがあります。

 

遺伝的・生物学的要因


自己無価値感は遺伝的な要素や脳の化学物質のバランスの問題にも関連している可能性があります。

 

子供の頃の育った環境や社会に出てからの人間関係は、自己無価値感を感じる要因となることがあります。

子供の成長過程での家庭環境や教育、友人関係などは、自己評価や自己肯定感の形成に影響を与えます。

虐待、否定的な言動、過度な要求、孤立、いじめなど、負の経験や人間関係の中での扱いが、自己価値感を低下させる要因となることがあります。

 

また、社会に出てからの人間関係も自己無価値感に影響を与えることがあります。

否定的な言動や評価、社会的な排除、競争の激しい環境、失敗や挫折の経験などが自己評価や自己肯定感を揺るがし、自己無価値感を感じさせる可能性があります。

 

まずは、自分が実際に自己無価値感を感じているかどうか判断する必要があります。

 

 

自分自身の感情や思考を観察しましょう。自己無価値感を抱いている場合、自分自身に対する否定的な考えや自信の欠如、自己評価の低さを感じることがあります。

 

次に、自己評価を客観的に見直すことが大切です。自分の長所や成功体験、価値観について考えてみましょう。自己評価が低い場合、自分に対する肯定的な要素を見つけるのが難しいかもしれません。

 

そして、自己無価値感は感情や身体の反応にも影響を与えることがあります。悲しみ、焦り、不安、身体の緊張など、自己無価値感と関連している可能性のある感情や身体の変化に注目してみましょう。

 

さらに、自己無価値感を感じている場合、他の人と比較して自分を劣っていると感じることがあります。他の人の評価や成功と自分を比較して、どのような感情や思考が湧いてくるかを考えてみましょう。

 

いかがですか?

 

当てはまるところはあったでしょうか?

 

 

自己無価値感の克服法

 

自己受容と自己理解


自分自身を受け入れることが重要です。過去の経験や環境によって傷ついたかもしれませんが、それを理解し、自分を責めずに受け入れることが大切です。

 

自己肯定感の養成


自己肯定感を高めるために、自分の長所や成功体験に焦点を当てることが重要です。自分自身に対してポジティブな言葉や思考を持つように心がけましょう。

 

認知行動療法の活用


 認知行動療法は、自己無価値感を扱う上で有効なアプローチです。思考パターンの見直しやポジティブな行動の促進を通じて、自己評価や自己肯定感を改善することができます。

 

サポートを求める


心理療法士やカウンセラーとのセッションを受けることで、自己無価値感を克服する手助けを受けることができます。専門家は適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。

 

自己ケアと健康な生活習慣


自己無価値感に悩む場合、自己ケアや健康な生活習慣の確立も重要です。睡眠や栄養のバランスを整え、適度な運動やリラックス法を取り入れることで、心身のバランスを整えることができます。

 

ただし、これらのアドバイスは一般的なものであり、個人の状況やニーズに合わせてカスタマイズすることが重要です。
専門家のサポートを受けることで、より具体的なアプローチや個別のアドバイスを得ることができますので、積極的に利用してみてください。

 

 

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。